2018/11/27 第39回不動産投資家調査(2018年10月現在)を公表

 ・不動産投資家の期待利回りは、投資市場の過熱を懸念する声もある中、一部の調査地区で前回比「横ばい」もみられたが、緩和的な金融環境の下、多くの用途・地区で0.1~0.3 ポイント程度の低下となった。
 ・オフィスは、代表的な地区である「東京」の「丸の内、大手町」が2 期連続して「横ばい」となったが、その他の地区の多くは0.1 ポイント程度低下した。また、地方都市でも多くの地区で低下傾向が続き、「札幌」や「福岡」は0.2~0.3 ポイントと大きく低下した。
 ・不動産投資市場でもインバウンド消費の影響は大きく、これと関連性の高い都心商業施設やホテルの期待利回りは、多くの地区で低下した。特に、都心商業の「銀座」の期待利回りが、前回比0.1 ポイント低下の3.4%となり、2003 年の調査開始以来最も低い水準を更新し、はじめて「丸の内、大手町」を下回る結果となった。

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