2019/03/14 「住宅マーケットインデックス2018年下期」の調査結果を公表

1、マンション賃料

都心5区
・新築及び中古の大型と標準タイプは上昇したが、小型タイプはほぼ横ばいであった。
・新築及び中古の大型タイプはともに前期の最高値を更新した。
・新築及び中古の標準タイプもともに最高値となった。

②東京23区
・新築及び中古の大型タイプは上昇したが、標準と小型タイプはほぼ横ばいであった。
・新築及び中古の大型タイプはともに前期の最高値を更新した。

2、マンション価格

①都心5区
・新築の大型と標準タイプは上昇したが、小型タイプは低下となった。
・中古の大型タイプは上昇したが、標準タイプは前期比・前年同期比ともに低下、小型タイプは前年同期比で低下した。
・ただし、中古の標準タイプは過去3番目、小型タイプは過去2番目の高い水準を維持している。

②東京23区
・新築及び中古の大型と標準タイプは上昇し、1998年調査開始以来最高値となった。
・新築の大型タイプの事例数をみると、今期都心5区の占める割合(64%)は前期(48%)より大幅に増加し、かつ成約価格
 も上昇したため、23区の平均成約価格を押し上げる結果となった。
・中古の標準タイプは12期連続上昇となった。
・新築の小型タイプは前期比、中古の小型タイプは前期比・前年同期比ともに低下したものの、例年と比べて依然として高
 い水準である。

住宅マーケットインデックスは、アットホーム(株)、(株)ケン・コーポレーションの提供による東京23区のマンションデータを元に、当研究所が集計。

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