2012/04/27 平成21基準年度対応 固定資産税土地評価における不動産鑑定評価活用の手引

日本不動産研究所固定資産税評価研究会 編

土地の評価は、画一的でなく、要因相互の影響の程度によってそれぞれが異なるが、大量一括評価である固定資産税の評価は、市場における適正な時価を求める一方で、実務上は簡素化、定型化を行うことが必要であり、これらの点を含めて、均衡ある適正な評価を行うためには、基本とする評価の考え方を整理し、その上で、実務的に対応する道筋を図っていくことが必要となります。
本書は、鑑定評価の基本を解説するとともに、固定資産税の評価に、個別評価を基本とする鑑定評価の考え方をどのように活用していくべきかという観点から、月刊「税」2005年8月号より20回にわたって、「固定資産税のための土地評価実務に役立つ不動産鑑定評価の知識」を掲載したものを集大成し、不動産の見方が変わってきた最近の不動産市場において、評価上考慮しなければならない事項について取りまとめたものです。