2012/01/18 季刊 不動産研究第54巻第1号:特集「不動産市場における環境不動産」を発行しました

 今回の特集のテーマは、「不動産市場における環境不動産」としました。まず、「環境不動産としてのビルストックの現状と今後の方向-地球温暖化問題へのビル業界の対応を中心として-」と題して、(社)日本ビルヂング協会連合会常務理事岡本圭司様に、主としてビルオーナーの立場から、重要な論点をご提示いただきました。

次に、㈱日本政策投資銀行アセットファイナンスグループの皆様に、「DBJ Green Building認証の概要と実績」と題して、現在市場で注目の認証制度に関して、当事者の立場から事例を交えてご紹介いただきました。

 また、弊所から「不動産投資市場における環境不動産に対する認識」として、第25回不動産投資家調査特別アンケート結果を中心として、投資家の皆様の環境不動産に対する認識をとりまとめました。

 判例研究は、弊所東京事業部の島田が、「経済事情の変動がない場合における賃料増額請求の当否と相当賃料額の判断 大阪高裁平成20年4月30日判決」と題して解説しました。

調査研究として、定期調査(田畑価格及び賃借料調、投資家調査、市街地価格指数、全国賃料統計)、海外論壇を掲載しました。

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