2021/01/12 特集「テクノロジーと不動産」/季刊 不動産研究第63巻第1号を発行しました

■特集:「テクノロジーと不動産
①「『不動産テック』とPropTechの現在地-価格分析の高度化と多様性の向上の可能性-」
 東京大学大学院経済学研究科特任教授 武藤祥郎様より、現在業界の垣根を越えて各方面から注目が集まっている不動産テックの現状とこれからについて解説頂きました。
②「データ連携による不動産リスク情報の可視化-オンライン情報サービスの新業態-」
 エステートテクノロジーズ株式会社 澤博史様、池上俊介様、仙田雅大様及び東京大学工学系研究科教授 大澤幸生様より、不動産価値を評価するためのデータ連携と人工知能(AI)の役割等について、実践例として同社の取り組みを交えつつ解説頂きました。
③「AIがもたらす不動産業界におけるユーザー体験(UX)変革の可能性」
 株式会社LIFULL AI 戦略室 主席研究員 清田陽司様より、テクノロジーによって創出されるユーザー体験(UX)について、不動産業界での位置づけや重要性、そしてこれが広く浸透するための今後の課題等について解説頂きました。
④「BIMを用いた建物の価値評価に係る一考察」
 弊所 立石正則、柴田奈央、大浦悠都が、BIM(Building Information Modeling)の現状と建物評価における今後の可能性について紹介いたしました。

■調査
弊所研究員が2020年10月及び11月に公表した各定期調査の調査結果を報告。
①「最近の地価動向について -『市街地価格指数』の調査結果(2020年9月末現在)をふまえて-」
  平井 昌子
②「最近のオフィス及び共同住宅の賃料動向について -『全国賃料統計』の調査結果(2020年9月末現在)をふまえて-」
  富繁 勝己
③「東京・大阪・名古屋のオフィス賃料予測(2020 〜2025年)・2020秋について」
  金 東煥・富繁 勝己・佐野 洋輔
④「最近の不動産投資市場の動向 -第43回不動産投資家調査結果(2020年10月1日現在)をふまえて-」
  愼 明宏
⑤「全国のオフィスビルストックの状況-『全国オフィスビル調査(2020年1月現在)』の結果をふまえて-」
  富繁 勝己

■論考
①「2021年の不動産市場-マクロ経済動向から占う不動産市場の見通し-」 
  吉野 薫
②「『アメリカ不動産鑑定評価論』第15版の主要改訂内容と日本の実務への示唆」 
  德田 真紀、安藤 大河、鈴木 祥華、児玉 愛、藤木 一彦

ほか、海外論壇、不動研だよりを掲載。

関連リンクはこちら

購入お申し込みについてはこちら 

WEB会員の方はこちら

 

【本件に関するお問い合わせ先】研究部/メールでのお問い合わせはこちら