No.36 福岡県福岡市

太閤町割から続く商人の町
博多を彩る町屋の利活用

一般財団法人日本不動産研究所 九州支所
不動産鑑定士 山﨑 健二

 商人の町として栄えてきた博多。その中心部は、1587年の「太閤町割り」と呼ばれる区画整理事業で骨格がつくられたことは、あまり知られていない。豊臣秀吉による町割りの結果、間口が狭く奥行きの深い独特の町屋区画が出来上がった。間口5メートル、奥行き20メートル程度の細長い区画だ。