No.2 香川県高松市

構成する8商店で賑わい取り戻した丸亀町
100年後を見据えて再開発

一般財団法人 日本不動産研究所高松支所
不動産鑑定士・冨永 和志

 高松市は、四国の北東部、香川県のほぼ中央部に位置する香川県の県庁所在地で、中央官庁の出先機関や大手企業の支店が多く、四国の政治・経済・文化の中枢管理都市として発展してきた。昭和63年当時の人口は約33万人で、平成17年9月及び平成18年1月に周辺6町と合併し、新高松市になり、人口は約41.6万人になった。現在の人口は、約42万人で、ここ数年は微増傾向ないし横ばい傾向にある。