No.4 山口県下関市

近代化と唐戸・下関駅、新下関駅の移り変わり
遺産認定で新たな発展の芽

一般財団法人 日本不動産研究所山口支所
不動産鑑定士 高田 有章

 本州最南西端に位置する下関市は人口27万人の山口県最大の都市である。

 下関市は古くは神功皇后が三韓征討の際に戦勝祈願を行うと住吉大神が現れ、お告げを受けたところと伝えられる。このように下関市は太古の昔から大陸との関係が深く、関釜フェリーなどの発着所もある。交通機関の変遷を見ると、昭和29年山陽電気軌道(路面電車)が、彦島口-下関駅-唐戸(下関港)-長府駅、唐戸(下関港)-東駅-幡生の全線で開通した。