2022年1月時点における世界の原子力発電所数と発電量は?また、原子力発電に関し最近浮上したリスクとは?
2022年5月9日に一般財団法人日本原子力産業協会から刊行された「世界の原子力発電開発の動向2022年版」によると、運転中の原子力発電所数は431基(前年比3基減少)、発電量は4億689.3万kw(前年比98.9万kw減少)である。2021年中に、7基(内中国が3基)が建設され、10基が閉鎖、10基(内中国が6基)が着工された。本資料は、日本原子力産業協会が世界の電力会社等から得たアンケートの回答等に基づき、2022年1月1日現在のデータを集計したもの。
なお、ロシアのウクライナ侵攻後に浮上したリスクとして、ウラン濃縮でロシア企業が4割弱のシェアをもち、エネルギー安全保障上の課題になる可能性があることが最近指摘されている。