2024/02/07 【お知らせ】ResReal水害版 計画認証運用受付を開始致しました

この度、不動産分野におけるレジリエンス検討委員会は、市場関係者のご要請にお応えして、ResReal(水害版)の計画認証を開発しました。 ResReal運営主体(認証機関:一般財団法人日本不動産研究所、評価機関:株式会社イー・アール・エス、株式会社建設技術研究所)は2024年1月25日より計画認証の受付を開始いたしました。

1.背景

ResReal運営主体は2023年1月27日より、既存物件に対する不動産レジリエンス認証(水害版)の運用を開始しましたが、認証を運用する中で、多くのみなさまから計画段階の建物への認証に関する要望をいただきました。不動産のレジリエンスを高めるためには、建物の設計・開発段階から考えていくことが極めて有用となります。そこで、ResReal運営主体は、不動産分野におけるレジリエンス検討委員会(D-ism)の協力のもと、「計画認証」として設計・開発段階の不動産に認証制度の対象を広げることとしました。

2.ResReal(水害版)計画認証の概要 

計画認証は、設計・開発段階の建物に認証を付与する制度です。計画認証では、認証付与の前にスコアやグレード及びレジリエンス向上のための一般的な助言を記載した「一次評価書」を発行いたします。依頼者は「一次評価書」の内容に基づき、最終的な認証結果の取得及び建物の竣工前に、建物の設計や運用計画を見直すことが可能となります。これにより、ResRealがよりレジリエントな不動産開発の一助となることを期待しています。

3.計画認証の費用・期間について

計画認証の認証費用は1物件あたり165万円(税込)です。ただし、複数棟によって構成されている場合等は別途御見積いたします。また認証取得までの期間は概ね6か月程度です。詳細は認証機関までお問合せください。

 


【本件に関するお問い合わせ先】
一般財団法人日本不動産研究所 業務部 次長 古山英治(不動産分野におけるレジリエンス検討委員会メンバー)
(TEL 03-3503-5336)