2025/06/13 地域の防災体制について述べよ

 防災の視点に立っての地域づくりを推進するに当たっては、自主防災組織を始めとする地域住民が、消防本部・消防署や消防団で構成する消防機関との緊密な連携を持ち、一体となって取り組んでいくことが必要である。特に消防団は、多くの市町村に設置されている組織で、防災面での十分な訓練と経験を積んでおり、各地域でリーダーシップをとり、自主防災組織や住民に対する訓練指導、防災知識の普及啓発を行っている。また、町内会、婦人会、PTA、青年団、商店街、学校、事業所等、地域にある様々な組織や民間非営利組織(NPO:Non Profit Organization)、ボランティア団体等が多面的に防災面で対応力を持つことが防災力を高めることに繋がる。