COP30が THE COP OF THE FORESTと呼ばれる所以は何か
COP30は、森林COPとも言われる。これは議長国ブラジルが森林保全に関する議論を大きな論点に据えていたためである。
地球の肺とも言われるアマゾン熱帯雨林エリアのパラー州ベレン市がCOP30の開催地に選ばれた理由もここにある。
森林は大気中の炭素を吸収・貯留することでCO2濃度の上昇を抑え、気候変動の進行を遅らせてくれると同時に、生物多様性の宝庫でもある。
一方で、南半球を中心に深刻な森林破壊が継続的に起きており、生物たちの生息領域が侵され、貯留した炭素の大気放出によるGHG排出量増大の原因にもなっている。
気温上昇を産業革命以前の気温よりも1.5度未満とする目標には、森林破壊を止める必要があるとの認識を国際的には共有しており、グローバル・ストックテイクの成果としても、2030年までに森林破壊ゼロを目指すことを合意している。
COP30では具体的なマイルストーンを決める会議として注目された。