2017/05/23 第36回不動産投資家調査(2017年4月現在)を公表

・不動産投資家の期待利回りは、「低下」と「横ばい」とが混在する結果となった。
・東京は、オフィス「丸の内、大手町地区」、賃貸住宅「城南地区」、物流施設「江東地区」、ホテル等が前回比で0.1㌽低下し、いずれも、本調査の開始以降最も低い水準を更新した。しかし、同じ東京であっても、オフィスの「日本橋」「赤坂」「港南」「西新宿」「渋谷」「池袋」や、賃貸住宅の「城東地区」、商業施設の「都心型専門店」「郊外型SC」などでは前回比で横ばいとなり、期待利回りが下げ止まった。東京は期待利回りが過去最も低い水準の領域に入り、一部に投資市場の過熱が指摘されつつある中で、不動産投資家の選別の姿勢が現れ始めた。
・一方、地方については「郊外型SC」に下げ止まりの傾向があるが、それ以外の用途では多くの地区で低下が続いた。東京と比べると高い水準にある地方では期待利回りの下げ傾向が続いている。
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