東京事業部 島田 博文
「賃料減額請求と継続賃料の鑑定評価」
一般財団法人日本経済研究所発行「日経研月報」(平成24年7月号掲載)にシリーズ「不動産実務」第3回として寄稿した論文です。減額請求がなされたサブリース契約等の締結の経緯やその契約内容、バブル崩壊後の賃料下落の実情、最高裁判決概要とその後の下級審判例の状況をまとめ、相当賃料の判断に係る継続賃料の評価の重要性について論じ、継続賃料の評価のあり方について提案しています。
研究部 小松 広明
「東京都心部の地震リスクがオフィスビルの価格形成に与える影響」
社団法人日本不動産学会発行「日本不動産学会誌」(第100号)に審査付論文として掲載された論文です。地震リスクが、オフィスの賃料、キャップ・レート、価格のそれぞれに対して、どのような影響を与えているのかを定量的に明らかにしています。地震リスクの指標には、建物倒壊危険度とPML値が用いられています。