2021/11/08 2015年12月に開催されたCOP21で採択されたパリ協定の意義は?

・1997 年に定められた「京都議定書」に代わる、2020年以降の温室効果ガス排出削減等のための新たな国際枠組み。

・歴史上はじめて,全ての国が参加する公平な合意で、途上国を含むすべての温室効果排出ガス国に排出削減努力を求めている。

・温室効果ガス排出に関する状況が異なる各国が合意に至った理由は、各国の実情に合わせて、削減目標や具体的な施策はそれぞれの国に任せるとして、自主的な取組を促すアプローチを採用したことにある。

・世界共通の長期目標として2℃目標の設定。1.5℃に抑える努力を明記。

・2017年6月米国のトランプ大統領が同協定からの脱退を表明したが、バイデン政権となり、2021年2月には正式復帰した。