2023/10/16 調整池の施設形式である地下箱式とは?

 台風や線状降水帯の発生で豪雨となった場合に増水した河川の水を一部貯留する池をいう。
 調整池の形式には、地下トンネル式や地下箱式、掘込式がある。
 地下箱式とは、地下に設置された箱型の貯留施設と越流堤で構成される。例えば東京都中野区に造作され、平成7年6月に完成した妙正寺川第二調整池は、地下箱式で最大10万㎥の水を貯留でき、上部は、妙正寺川公園と哲学堂公園として利用されている。
 また、防災地下神殿として見学ツアーやロケ撮影地で有名になった首都圏外郭放水路は地下トンネル式である。