財務省は、2月27日にGX債のうち5年債の入札を実施し、発行予定額8000億円に対し、3.39倍である約2.7兆円の応札があった。 最高落札利回りは0.339%だった。流通市場にける通常の国債利回りは0.354%で、1.5bpのグリーニアムが発生し、10年物より強く利差が生じた。 移行債の特徴として、技術開発が炭素削減効果を高めていく競争社会への投資と結びつく市場が強まれば、グリーン資本が市場に内生化していく時間も短縮される。