2024/08/19 超電導き電システムの送電による世界初の営業線はどこか

 公益財団法人鉄道総合技術研究所は、西武鉄道グループの伊豆箱根鉄道駿豆線において、世界初の営業列車運用での技術検証を実施した。期間は、2024年3月13日から2024年度中を予定しており、「大仁」駅構内で運用中である。1日あたり上下線合わせて135本の電車に電力を供給している。超電導ケーブルは長さ102メートルで、冷却システムに液体窒素を冷媒として超電導状態を維持して、本線で必要な3,000アンペア以上の電流を送っている。